どっちでもない物の扱い方

シャキッとして片付けた〜。
片付けの基本を書いた本を何冊か読んだ時、
「いる物」「いらない物」「どっちでもない物」に分けて、
「どっちでもない物」を一時保管しましょう
ということが書いてあったので数年前に実践した。
その時の「どっちでもない物」箱は未だにそのまま。

「どっちでもない物」箱を作ること自体が危険ではと考えはじめた。
一時保管の概念は確かに大事。
「どっちでもない物」は私の場合、絶対いる物ではないけど、捨てる勇気もない、いつか使いたいと思うことも考えられる、というような物たち。
それを整理した時点の感情で捨てると決めてしまうと後から後悔することもあると思うからだ。

問題なのは、「どっちでもない物」として箱を用意してしまうと、そこにそれらの居場所がとりあえずできてしまうこと。
本来であれば一定期間寝かせて判断するための箱なのに、その必要がなくなってしまう。
しかも「どっちでもない物」箱に分類されたものが短い期間で「捨てる」になることは少ない。

「どっちでもない物」箱で片付けたつもりにならないためには…
1.箱の大きさを小くする。
例えば紙類ならクリアブック一冊用意して、それが一杯になるまでたまったら整理すればいい。小さくすることで整理されてない物だらけになるリスクが減る。

2.「どっちでもない物」行きになりそうな物を減らす。
そもそも「どっちでもない物」になりそうな物を持たなければいい。
ある程度「どっちでもない物」に送り込むと自分にとっての「どっちでもない」物の傾向が見えてくる。
そのようなニオイのする物を新たに手にした時にサッサと捨てる決断ができるようにするか、作らないような環境にする。
時間が経てば経つほど捨てられなくなるのが分かっているからだ。

片付けしやすい部屋作りがしたいものだ。